バッハ副会長 五輪実施上限28競技は不適切

[ 2013年6月7日 23:48 ]

 9月の国際オリンピック委員会(IOC)会長選に立候補したバッハ副会長は7日、電話記者会見で自身の公約を説明し、レスリングの除外問題で論議を呼ぶ夏季五輪競技の入れ替えについて「現在の競技数の上限28は適切ではない。選手数の上限を維持して若者が好む新種目を入れるべきだ」と改革する姿勢を示した。

 同副会長は「五輪プログラムはジグソーパズルのようで、すべてのピースが調和しなければならない。単純に置き換えることはできない」と、入れ替え方法の見直しの必要性も示した。

 五輪招致についても「早い段階で詳細な計画を求めず、もっと(多くの都市を)招き入れたい」と条件を緩和する考えを明らかにした。(共同)

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2013年6月7日のニュース