全仏テニス車いすの部 国枝、3年ぶりVならず

[ 2013年6月7日 23:51 ]

車いすの部の男子シングルス決勝でプレーする国枝慎吾

 テニスの全仏オープン車いすの部は7日、パリのローランギャロスで行われ、2年連続で同じカードとなった男子シングルス決勝で第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)は第2シードのステファン・ウデ(フランス)に5―7、7―5、6―7で敗れ、3年ぶり5度目の優勝はならなかった。国枝はウデと組む男子ダブルスでも決勝に進出している。

 国枝が赤土のタイトル奪回を逃した。昨年に続き、決勝で地元のウデに惜敗。「昨年と同じで最終セットのタイブレークで敗れて本当に悔しい」と肩を落とした。

 第1セットを落としたが、バックハンドのショットが決まり、第2セットを奪い返した。最終セットでは互いにブレークが続き、一進一退の展開。タイブレークで相手のプレーが上回ったが「ベストのものは出せた」とすがすがしい表情を浮かべ、悔いのない様子だった。(共同)

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2013年6月7日のニュース