「弟子屈町の誇り」同級生ら800人が大鵬偲ぶ会

[ 2013年3月31日 17:35 ]

 大相撲の元横綱大鵬で1月に72歳で亡くなった故納谷幸喜氏が少年期を過ごした北海道弟子屈町で31日、「偲ぶ会」が開かれ、同級生ら約800人が地元を盛り上げた大横綱に感謝と別れを告げた。

 町民を代表して徳永哲雄町長は「街の誇り。夢と希望を与え続けてくれた」とあいさつ。川湯小、中学校時代の同級生4人は「雪が降ると誰より朝早く学校に来て除雪していた」と真面目な人柄を紹介した。

 会場の祭壇には納谷さんの写真が飾られ、開会に先立って現役当時の取り組みも上映された。

 閉会後、川湯小教諭伊藤優子さん(57)は「納谷さんの名前から『幸』という文字を息子の名前に入れた。子どもの時、よく応援していたので残念です」と話した。

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2013年3月31日のニュース