体罰考えるシンポジウム 辻口弁護士が司会

[ 2013年3月20日 20:49 ]

 スポーツにおける暴力について考えるシンポジウムが20日、大阪市内で開催された。暴力指導問題を告発した女子柔道トップ選手15人の代理人を務めた辻口信良弁護士が司会進行し、約90人の参加者が体罰の実態や、その対策方法について意見を活発に交換した。

 「現場からの報告」をテーマに講演した日本高野連の西岡宏堂審議委員長は、2008年に始めた「甲子園塾」での指導者育成の取り組みなどについて説明。「野球が第一ではなく、あくまで世の中に出て恥ずかしくない人間性を育てるのが部活動の目的」と述べた。

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2013年3月20日のニュース