勝ち名乗り後に物言い…魁聖「どっちみち負けたからいいや」

[ 2013年3月20日 19:36 ]

大相撲春場所11日目

(3月20日 ボディメーカーコロシアム)
 幕内前半最後の豪風―魁聖で、豪風が勝ち名乗りを受けた後に物言いがつく珍事があった。鏡山審判長(元関脇多賀竜)によると、豪風がはたき込んだ際にまげをつかんだかどうかの確認の協議。結果的に軍配通りとなったが、遅いタイミングでの物言いに両力士はあたふたしていた。

 連敗を3で止めた豪風は「ああいう経験はない。何か事故でもあったのかなと思った」と驚いていた。9敗目の魁聖は、花道奥から土俵に呼び戻され「交代で入る審判の親方にあいさつしていたら、物言いだと言われた。どっちみち負けたからいいや」と投げやりだった。

((了)(H)(02)130320 192648

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2013年3月20日のニュース