沙羅2位 1回目に最長不倒 W杯女子個人第7戦

[ 2013年1月12日 23:15 ]

2位に入り、表彰式で手を振る高梨沙羅。右は優勝のサラ・ヘンドリクソン

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は12日、ドイツのヒンターツァルテンで個人第7戦(HS108メートル、K点95メートル)を行い、個人総合首位の高梨沙羅(グレースマウンテン・インターナショナル)は合計242・4点で2位となった。昨季総合女王のサラ・ヘンドリクソン(米国)が1・2点差で競り勝ち、今季2勝目、通算11勝目を挙げた。

 高梨は1回目に最長不倒の99メートルを飛んだが飛型点で及ばず3位、2回目は98メートルで順位を上げた。6日の個人第6戦で4位に終わり、出場試合で昨年1月からの連続表彰台が12で止まったが、1試合で返り咲いた。

 伊藤有希(北海道・下川商高)は18位、小浅星子(ライズ)は29位。渡瀬あゆみ(サッポロスキッド)は2回目に進めず32位だった。平山友梨香(北翔大ク)は欠場した。

 ▼高梨沙羅の話 1回目はまあまあだったが、2回目は踏み切るタイミングが遅れ気味だった。(着地で)まだテレマーク姿勢がきっちり入っていない。(共同)

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2013年1月12日のニュース