帝京大 4連覇へNo.8李聖彰復活!

[ 2013年1月12日 06:00 ]

熱のこもった練習を行うジョシュア・マニング(中央)ら帝京大フィフティーン

 ラグビー大学選手権決勝の帝京大―筑波大は13日、東京・国立競技場で開催される。両チームの出場メンバーが11日に発表され、4連覇を狙う帝京大は2日の準決勝早大戦で右足首を捻挫したNo・8の李聖彰(3年)が先発に名を連ねた。

 別メニューで調整していた李は、負傷後初めてスパイクを履いた。岩出雅之監督は「ドクターと相談して大丈夫だと判断した」と起用を決断。李は完全合流は翌日に持ち越したが「自分ができることはすべてやる」と強い気持ちを口にした。

 12月の対抗戦の筑波大戦では10―24で敗れた。密集戦で後手を踏み「接点で負けていた」と李は振り返る。体を張ったプレーが持ち味の李の復帰は大きなプラス材料。フッカーの泉主将も「経験もあって、いつも助けられている。戻ってきてくれて頼もしい」と喜んだ。

 勝てば同大の3連覇(82~84年)を上回る。李は「この一年間やってきたことをやれば、結果はついてくる」と目の前の勝負に集中する。帝京大は偉業の懸かった一戦にベストの布陣で挑む。

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2013年1月12日のニュース