錦織 全豪間に合った!クーヨンCで復帰勝利

[ 2013年1月12日 06:00 ]

クーヨン・クラシックに出場した錦織圭

 世界ランキング18位の錦織圭(23=日清食品)が11日、左膝の炎症で一度出場を辞退したエキシビション大会クーヨン・クラシック(メルボルン)でプレー。世界58位のポールアンリ・マチュー(フランス)に6―0、4―6、6―3で勝ち、14日開幕の全豪オープンに向け試運転を終えた。

 錦織は前週のブリスベーン国際で左膝を痛め、準決勝で途中棄権。この大会も直前にキャンセルしたが、検査で異常がなく順調に回復したことで10日に出場を直訴した。

 試合後、錦織は「(左膝の)ケガは9割5分ぐらい大丈夫。3セットできたのが大きかった」とうなずいた。左膝はテーピングをしていたものの動きにぎこちなさはなかった。力強いサーブで第1セットを6―0。第2セットを奪われたが第3セットで疲れが見える相手を中盤から突き放し「プレー内容には満足している」と手応えを口にした。

 全豪の1回戦の相手が世界ランキング61位のハネスク(ルーマニア)に決まった。日本男子のエースは「爆発力があるけど、勝たないといけない相手」と言った。

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2013年1月12日のニュース