早大 帝京大4連覇止める!公式戦3連敗中も指揮官「楽しみ」

[ 2012年12月25日 06:00 ]

大学選手権の組み合わせ抽選会に出席した(左から)早大・上田主将、帝京大・泉主将、東海大・阪本主将、筑波大・内田主将

 ラグビーの全国大学選手権準決勝(来年1月2日、国立競技場)の組み合わせ抽選が24日、都内で行われ、関東対抗戦4位から4強入りした早大は、史上初の4連覇を狙う帝京大と対戦することになった。国立大初優勝を目指す筑波大は東海大と対戦する。

 強敵との対戦が決まった早大の後藤監督は「建前では(対抗戦で)3敗している以上、挑戦する立場なので全力を尽くす」と最初は謙虚に話したが、「本音では、できればその次(決勝)で(帝京大と対戦したい)と思っていた」と苦笑いだ。今季は「打倒帝京大」を目標に掲げてスタートしたが、夏合宿の練習試合で0―43の屈辱的な完敗。対抗戦でも27―37で敗れ、現在公式戦3連敗中だ。

 だが、全国大学選手権第2ステージは3戦全勝で調子は上向いている。指揮官は「チームの地力は上がっている。楽しみですよ」と手応えを感じている。対抗戦4位からの優勝となれば、68、85年度の慶大、09、10年度の帝京大以来5度目。下克上優勝へ向け、上田主将は「1年間やってきたことを信じて、全力で戦いたい」と気合たっぷりに語った。

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2012年12月25日のニュース