W杯3位の湯浅が帰国「初めて胸張って帰れた」

[ 2012年12月20日 12:02 ]

アルペンスキーのW杯男子回転第3戦で3位に入り、帰国した成田空港で取材に応じる湯浅直樹

 イタリアで18日に行われたアルペンスキーのワールドカップ(W杯)男子回転第3戦で自己最高の3位に入り、日本勢7シーズンぶりの表彰台に立った湯浅直樹(スポーツアルペンク)が20日、欧州から成田空港に帰国し「15年以上も海外遠征を続けてきて、胸を張って日本に帰れたのは初めて」と笑顔で話した。

 興奮が冷めず機内では眠れなかったそうだが、快活にレースを振り返った。日本人が達成したことがない優勝を狙う気持ちを強くし「自分でなければやる人はいないと自分に言い聞かせて、歴史を変えたい」と力を込めた。

 28日に欧州へ再出発し、来年1月6日の回転第4戦(ザグレブ)に備える。2戦連続の表彰台へ「練習通りの滑りができればいい」と自信をのぞかせた。

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2012年12月20日のニュース