岐阜国体で資格違反4件 知識不足、注意喚起へ

[ 2012年12月20日 19:26 ]

 日本体協は20日、国体委員会を開き、今秋の岐阜国体で参加資格違反が4件あったことを報告した。いずれも知識不足が原因で意図的な違反ではないと判断し、最も重い場合で今後2大会の出場を認めないなどの処分を科した。泉正文国体委員長は「啓発をしっかりやらないといけない」と注意喚起を呼び掛けた。

 バスケットボールでは1度しか登録できない「ふるさと選手制度」で、高校を卒業した福井県から以前出場した選手が、今回は卒業中学がある群馬県から出場した。弓道では勤務先のある大阪府から出場した選手が、実際は出向して兵庫県で勤務していた。自転車には参加資格のないプロ選手が出場し、陸上では兵庫県で出場した選手が大阪府の予選にも出ていた。

続きを表示

2012年12月20日のニュース