吉田「30年の人生で最高のご褒美」 国民栄誉を賞祝う会

[ 2012年12月20日 20:37 ]

国民栄誉賞の受賞を祝う会であいさつする吉田沙保里

 日本レスリング協会は20日、五輪と世界選手権と合わせて13連覇を果たし国民栄誉賞を受賞した女子55キロ級の吉田沙保里(ALSOK)を祝う会を東京都内で開き、吉田は「苦しいことつらいことはたくさんあったが走り続けてきて良かった。30年の人生で最高のご褒美です」とあらためて感謝した。

 祝う会には、同じロンドン五輪で3連覇を果たした伊調馨(ALSOK)らレスリング関係者のほか、日本オリンピック委員会の竹田恒和会長や元プロレスラーのアントニオ猪木氏、大相撲の元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏、九重親方(元横綱千代の富士)など各界から約300人が出席。吉田は「世界14連覇を目指し、(4年後の)リオデジャネイロ五輪にたどりつければ」と今後の抱負を語った。

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2012年12月20日のニュース