伊調馨 左足首手術も…来年6月全日本選抜ピンチ

[ 2012年12月19日 06:00 ]

グランプリを受賞した吉田と伊調は笑顔を見せる

2012毎日スポーツ人賞

 グランプリを受賞した伊調馨は年明けに左足首を手術する可能性が出てきた。ロンドン五輪での3大会連続金メダルを評価されての表彰となったが、その五輪期間中に痛めた左足首がいまだに思わしくなく、来年の目標についても「まずはケガを治したい」と語るにとどめた。

 足首は「骨が剥離していてじん帯にくっついている」状態。ただ、現在は負荷をかけた練習をほとんどしていないため、このままでも競技を続けられるのか、手術が必要なのかの判断には至っていない。そのため、「本格的なレスリングを始めてから決めたい」と、年明けに練習を開始してから決断するとした。

 手術した場合には競技を再開するまでに2、3カ月を要する見込みで、ベストコンディションに戻すにはさらに時間がかかる。来年9月の世界選手権(ブダペスト)の出場権を懸けた同6月の全日本選抜選手権への出場も微妙となる。

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2012年12月19日のニュース