20年五輪の採用候補競技 野球とソフトがプレゼン 

[ 2012年12月19日 20:00 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は19日、スイスのローザンヌでプログラム委員会を開き、2020年夏季五輪で採用候補の野球とソフトボール、空手など各競技の代表がプレゼンテーションを行った。

 野球とソフトボールは1競技として復帰を目指し、両競技を統合する新団体設立を決めたことを説明。7月にプロ野球のオリックスに加入して4勝したイタリア人のマエストリ投手が「五輪でプレーすることが夢だ」と訴えた。日本野球機構の加藤コミッショナー、米大リーグ機構のセリグ・コミッショナーはビデオで登場して五輪実施への協力を約束した。

 日本伝統の空手は、世界で最も人気の高い格闘技であることを強調し、スカッシュ、ローラースポーツ、スポーツクライミング、水上スキーのウエークボード、武術もプレゼンを実施。

 IOCは理事会で候補を1競技に絞り、来年9月の総会(ブエノスアイレス)で最終決定する。(共同)

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