ロケッツ移籍のリン 古巣相手に22得点の大暴れ

[ 2012年12月19日 06:00 ]

 NBAで、昨季ニックスで旋風を巻き起こしながらオフにロケッツに移籍したジェレミー・リン(24)がニューヨークのマジソンスクエア・ガーデンに今季初登場。試合前には異例の記者会見が行われるなどメディアの注目を集めた。試合は109―96でロケッツが勝ち、リンは古巣相手に22得点8アシストをマーク。ニ軍はホーム11戦目で初黒星を喫した。サンダーはスパーズを退けて11連勝。クリッパーズは敵地デトロイトでピストンズを下して10連勝を飾った。

 拍手とブーイングが交錯する中で試合は始まったが、リンは冷静にプレー。「ここでの思い出は忘れない。人生の大事な時間が詰まっている」と語っていた台湾系初NBA選手は、最後までマイペースを貫いた。ぜいたく税の支払いを回避するためにニックスは巨額のオファーを断念。ロケッツは3年2500万ドル(約21億円)を提示し、リンは昨季開幕前に解雇されたチームに戻っていった。ニューヨークでの試合は今季この1試合のみ。サンダーから移籍してきたハーデンの陰に隠れる試合が多かったが、この日は39分間のプレーで存在感を十二分に示した。

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2012年12月19日のニュース