室伏 米拠点で練習公開 ロンドンへ「一番充実している」

[ 2012年4月27日 11:39 ]

26日、練習拠点の米カリフォルニア州サンノゼでストレッチする男子ハンマー投げの室伏広治

 陸上男子ハンマー投げの室伏広治(37)=ミズノ=が26日、練習拠点の米カリフォルニア州サンノゼで記者会見し、2大会ぶりの金メダルを狙うロンドン五輪に向け「より深く競技が分かっている中で出場できる。一番充実している。わくわくする」と強い意欲を口にした。

 昨年の世界選手権(大邱=韓国)で優勝した室伏は、温暖なカリフォルニアで「自分のペースでのんびり練習できている」と終始、笑顔。大学構内の投てき場で約1時間半の練習を公開し、ハンマーが風を切る音を響かせながら12回、気持ちよさそうに投げた。

 4大会連続出場の五輪に向け「コンスタントに80メートル投げられる力をつけることが大事。それができればメダルが引き寄せられる」と自信をにじませた。

 ロンドン五輪後については来年の「モスクワの世界選手権には出たいと思っている。次の(リオデジャネイロ)五輪はまだ考えていない」と話した。(共同)

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2012年4月27日のニュース