誠道“カムバック”で11位「和合で仕返しができた」

[ 2012年4月27日 06:00 ]

男子ゴルフツアー 中日クラウンズ第1日

(4月26日 愛知・名古屋GC和合コース=6545ヤード、パー70)
 杉並学院高2年の16歳アマチュア、伊藤誠道が見事なカムバックを見せた。

 一時は3アンダーまで伸ばし首位に1打差に迫ったが、14番で初ボギーを叩くと15番で落とし穴が待っていた。グリーン奥のバンカーに打ち込んだ3打目は砂に深くめり込む“目玉”状態。4打目は反対側のバンカーまで行き、5打目は“ホームラン”して、再び奥のバンカーで“目玉”になった。6オン2パットで痛恨のトリプルボギー。それでも、16番から連続バーディーを奪い返し、1アンダーの11位につけた。「去年(通算13オーバーで)めちゃくちゃにされた和合で仕返しができた」と笑顔を見せた。

 09年に国内ツアー史上最年少の14歳で予選を突破。昨年9月のANAオープンでは最終的に6位ながらアマとして初めて予選を首位で通過した。石川以来の高校生優勝への期待もかかる中、伊藤は「ミスを最小限にすることを心掛けたい」と気を引き締めた。

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2012年4月27日のニュース