北京五輪代表の広瀬、連続五輪ならず

[ 2012年4月25日 18:44 ]

 バドミントンのロンドン五輪出場枠が決まる世界ランキング対象の最後の大会、インド・オープンは25日、ニューデリーで各種目の1回戦を行い、女子シングルスで2008年北京五輪代表の広瀬栄理子(パナソニック)はタイ選手に1―2で敗れた。出場枠を逃すことが確定し、連続五輪出場の道を断たれた。

 世界ランクで16位以内に2人以上入った各国・地域は五輪出場2枠を獲得する。日本は現在16位に佐藤冴香(日体大)が、20位に後藤愛(NTT東日本)がいる。23位の広瀬は上の2人を上回れず、16位以内になることもなくなった。日本協会は出場枠を獲得した選手を五輪代表に決定する。

 佐藤も敗退し、後藤はタイ選手を下した。

 女子ダブルスで2連覇を目指す末綱聡子、前田美順組(ルネサス)は対戦相手が棄権し、2回戦に進んだ。混合ダブルスで池田信太郎、潮田玲子組(日本ユニシス)はインドのペアに勝ち、男子シングルスで初の五輪出場が確実な佐々木翔(トナミ運輸)は台湾選手に敗れた。(共同)

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2012年4月25日のニュース