五輪代表の中山、格下に敗戦「守りに入ってしまった」

[ 2012年4月25日 06:00 ]

 フェンシングのアジア選手権第3日は24日、和歌山ビッグウエーブで男女のサーブル個人を行い、ロンドン五輪の出場権を獲得している女子の中山セイラ(大垣共立銀行)は、準々決勝で格下のカザフスタン選手に11―15で敗れた。荻根沢千鶴(ネクサス)は、決勝トーナメント2回戦で中山と同じカザフスタン選手に惜敗。熊谷美香(警視庁)と浜田真帆(中京大ジュニア)も2回戦で姿を消した。男子では準々決勝で敗退の徳南堅太(ネクサス)が最高だった。

 中山は10―8から6連続ポイントを許した。最後は自らの反則による失点で4強入りを逃し「守りに入ってしまった。最低でもメダルは獲りたかった」とベンチに座り込んでしまった。五輪出場権を獲得後、最初の公式戦に重圧はなかったというが、決勝トーナメント1回戦から相手にリードされる展開ばかり。「もっと自分から攻めて、力を全部出し切りたい。五輪での目標もそれ」と精神面の課題を強調した。

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2012年4月25日のニュース