パナソニック 死闘フルセットで東レ下し2冠達成!

[ 2012年3月26日 06:00 ]

パナソニック―東レ 第5セット、スパイクを決め雄たけびを上げるパナソニック・清水(左)。右は福沢

プレミアリーグ男子決勝 パナソニック3-2東レ

(3月25日 国立代々木競技場)
 男子決勝はパナソニック(レギュラーシーズン2位)が東レ(同1位)をフルセットの激闘の末に下し、2季ぶり4度目の優勝を飾った。男子決勝では最多得点となった第3セットを41―43で落としたパナソニックは第4セットも失ったが、最終セットは15―11で粘る東レを振り切り、昨年12月の天皇杯との2冠を達成した。シーズンMVPには決勝で32得点を挙げた福沢達哉(25)が初めて選ばれた。また、3位決定戦はサントリー(同4位)が堺(同3位)を3―1で下した。

 第3セットは10度もマッチポイントを握りながら逆転で奪われ、続く第4セットも落とした。しかし、追い込まれた最終セットに、全日本の主将を務めるセッター宇佐美が福沢、清水の両エースの猛打を引き出し、東レを突き放した。「最後は勝ちに対する強い気持ちを持てた」と宇佐美。福沢も「4セット目は自分が崩れて迷惑を掛けたけど、気持ちを切り替えられた」と安どの表情を浮かべた。

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2012年3月26日のニュース