宮里藍 4連続バーディーも失速…10位に後退

[ 2012年3月26日 06:00 ]

第3ラウンド、18番でバンカーショットを放つ宮里藍

USLPGAツアー起亜クラシック第3日

(3月24日 米カリフォルニア州カールスバッド、ラコスタ・リゾート&スパ=6490ヤード、パー72)
 宮里藍(26=サントリー)は出入りの激しいゴルフで10位に順位を下げた。5バーディー、4ボギーの71で回り、通算3アンダー、213で、首位とは9打差。ヤニ・ツェン(23=台湾)が69で回り、通算12アンダー、204で2位に3打差をつけて首位を守った。金子絢香(22=フリー)は77で通算9オーバー、71位に後退した。

 ジェットコースターのようなラウンド。粘りと集中力が身上のはずの宮里も「途中、へこたれそうになった」とぐったりした表情で振り返った。

 スタートは最高だった。1番で1・5メートルにつけてバーディー発進すると、4番まで4連続バーディー。一気に上昇気流に乗るかに見えたが、「いい流れが維持できなかった」と5番でボギーを叩くと、その後、バンカーに入れた8、10、13番でボギーを叩いて急降下した。

 アイアンショットで中途半端な距離が残り、クラブ選択に苦心。「中盤でストレスがたまるゴルフが続いた」と話した。

 それでも、終盤の17番パー5で第3打を確実に寄せてバーディー。どうにか1つ伸ばした。最終日は雨予報。タフな戦いが予想されるが、「どっしり構えて一打一打やりたい」と次戦のメジャーにつなげるためにも好プレーを誓った。

続きを表示

2012年3月26日のニュース