加藤は500メートル4位…2回目8位と伸びず

[ 2012年3月26日 00:15 ]

スピードスケートの世界距離別選手権最終日は25日、オランダのヘーレンフェインで行われ、2レースの合計で争った男子500メートルで1回目34秒93で4位につけた加藤条治(日本電産サンキョー)は2回目35秒07で8位と伸びず、1分10秒00の4位で昨年の2位に続く表彰台を逃した。

 2位だった昨年に続く表彰台を狙っていた加藤は、3位と0秒18差の4位に終わるとリンク脇で座り込み、悔し涙に暮れた。「最低な気分。今までで一番悔しい」と陽気なスプリンターが珍しく感情をあらわにした。

 1回目トップのモ・テボム(韓国)が1分9秒64で初優勝。及川佑(大和ハウス)は1分10秒27で10位、長島圭一郎(日本電産サンキョー)は1分11秒19で18位に終わった。

 女子500メートルは2レースとも1位だった李相花(韓国)が1分15秒69で圧勝し初優勝。辻麻希(十六銀行)は1分17秒11で10位、住吉都(堀技研工業)は1分17秒42で12位だった。エースの小平奈緒(相沢病院)は1分17秒92で18位と振るわなかった。

 女子団体追い抜きはオランダが2分59秒70で制し、穂積雅子(ダイチ)高木美帆(北海道・帯広南商高)菊池彩花(富士急)が組んだ日本は3分4秒10で7位だった。(共同)

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2012年3月26日のニュース