転落、病院搬送の行司 休まず土俵務める

[ 2012年1月12日 20:16 ]

大相撲初場所5日目

(1月12日 両国国技館)
 4日目に若荒雄と接触して土俵下に転落し、頭を打って病院に搬送された三役格行司、木村庄三郎が5日目も休まず土俵を務めた。琴欧洲―隠岐の海、豪栄道―琴奨菊の2番を無事に裁き「ご心配をお掛けした。体は大丈夫」と話した。

 前日の精密検査で異常はなかったが、周囲は休養を勧めた。この日の朝の体調も良く、自ら出場を訴えたという。土俵下に転落した前後の記憶はないそうだが「どちらに逃げるか迷うと、ああいうことになる」と反省していた。

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