杉原さん天国でもゴルフできるように 棺に幻の契約書

[ 2011年12月31日 06:00 ]

杉原輝雄氏の祭壇には愛用のキャップやデサント社の契約書が…

 前立腺がんの転移により28日に亡くなったプロゴルファーの杉原輝雄さん(享年74)の葬儀・告別式が30日、大阪府茨木市内の斎場で、近親者のみで営まれた。

 前日29日には長年ウエア契約を結んでいたデサント社の担当者が来季の契約書を持って駆けつけた。棺の中には天国でもゴルフができるようにと準備されたグローブ、木製のゴルフティーなどゴルフ用品とともに“幻の契約書”も納められた。法名は「釋修輝(しゃくしゅうき)」。喪主を務めた長男でプロゴルファーの敏一(47)は「ゴルフも闘病生活も頑張ってくれた。お疲れさまと言いたい」と涙をこらえながら話した。

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2011年12月31日のニュース