伊東大貴が5位「今季一番の出来」 ジャンプ週間開幕戦

[ 2011年12月31日 08:37 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは30日、ドイツのオーベルストドルフで年末年始恒例のジャンプ週間開幕戦を兼ねた個人第8戦(HS137メートル、K点120メートル)を行い、伊東大貴(雪印メグミルク)は130メートル、124メートルの262・7点で5位に入った。1回目で3位につけたが、2回目は悪条件に当たって順位を落とした。

 グレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)が2回目に137・5メートルの大飛躍を決め、283・3点で今季2勝目、歴代単独3位となる通算37勝目を挙げた。

 竹内択(北野建設)は2回ともK点を下回って25位だった。

 渡瀬雄太(雪印メグミルク)は33位、葛西紀明(土屋ホーム)は35位、小林潤志郎(東海大)は38位で、2回目に進めなかった。

 ▼伊東大貴の話 だいたい良い内容のジャンプができた。今シーズンで一番の出来。荒れた試合で安定した飛躍ができたのは好材料。

 ▼竹内択の話 (踏み切りで)あまり力を伝えられなかった。飛距離が出ないとイメージが悪くなる。次、頑張る。

 ▼渡瀬雄太の話 練習が良くても(試合で)やるべきことができないと駄目。力むレベルではないので、力んではいない。

 ▼葛西紀明の話 内容は良かった。2回目にいけるかなと思ったけれど…。

 ▼小林潤志郎の話 自分のジャンプができなかった。かみ合ってない。しっくりきていない。助走でいい位置に乗れていない。(共同)

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2011年12月31日のニュース