尾崎将「ゆっくり眠って」青木「けんかができなくなって寂しい」

[ 2011年12月28日 17:35 ]

通算1000試合出場達成のセレモニーを終え、杉原輝雄さん(左)と握手する尾崎将司

 男子ゴルフの杉原輝雄氏が28日午前、前立腺がんのため74歳で死去。50年以上にわたってプロとして現役を続けた“ゴルフ界のドン”の死に、尾崎将司は「長い間の闘病生活はさぞつらかっただろうと思います。ゆっくり眠ってください。杉原さんのゴルフに対する姿勢、偉業は誰もが認めるところ。人に勇気を与えるという点で、杉原さんは一番だった。ご冥福をお祈りします」とコメントを寄せた。

 ▼青木功の話 若いころ、ゴルフの厳しさを教えてもらった。闘病後、何度も会っていたが、よく頑張ったと思う。けんかができなくなってとても寂しい。杉原さんから「おまえら頑張れよ」と言われている気がしている。ツアーで唯一の先輩がお亡くなりになり、とても残念に思う。

 ▼中嶋常幸の話 偉大な先輩がまた1人、逝ってしまって残念でなりません。心からご冥福をお祈りします。

 ▼松井功・日本プロゴルフ協会会長の話 小さな体をものともせず、トッププロや海外選手を倒していく杉原さんの姿に、憧れとともに尊敬の念を抱いていました。がんと闘いながらも試合に出続け、数々の記録を樹立されるなど、その不屈の闘志には頭の下がる思いでした。

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2011年12月28日のニュース