稀勢の里 ピンチしのいで逆転勝ち

[ 2011年11月24日 20:27 ]

大相撲九州場所12日目

(11月24日 福岡国際センター)
 稀勢の里は、199キロの臥牙丸の寄りに土俵際へ追い込まれ、右かかとが俵の外で浮く絶体絶命のピンチ。しかし、何とかこらえると右上手投げで逆転勝ちした。

 本人の感覚は見た目と違い「絶対に残せるという気持ちだった。土俵際、一番おもしろいところじゃないかな」と、9勝目を淡々と振り返った。

 もし負けていたら4敗目で、大関昇進の目安となる3場所合計の33勝に、一つも落とせない状況になるところだった。大関戦が2番予想される残り3日に向け「体はいいので、気持ちをあまり入れ(過ぎ)ないでいかないと」と、意気込み過ぎを自ら戒めていた。

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2011年11月24日のニュース