ぶっつけOK!松山 同一週アマ、プロ連続Vに意欲

[ 2011年11月24日 06:00 ]

夕闇迫る黒潮カントリークラブでパットの練習をする松山

カシオ・ワールドオープン

(11月24日 高知・Kochi黒潮CC)
 男子ゴルフのカシオ・ワールドオープンは24日、高知・Kochiで開幕する。予選ラウンドで石川遼(20=パナソニック)と同組となったアマチュアの松山英樹(19=東北福祉大2年)は23日、滋賀・日野GCで行われた全日本大学・高校対抗戦で優勝。試合後には空路、高知入りし同一週のアマ、プロ連続Vに意欲を見せた。

 今年最後となるアマチュアの大会には前週のダンロップ・フェニックスが行われた宮崎から、大会前日の21日に滋賀に移動し、ぶっつけ本番で臨んだ。キャディーバッグを自分でかついで回りながら、2位に6打差つけたが、2オン4パットでボギーを叩いた13番のプレーが不満だった。4時間の移動で試合会場に到着するや「納得してなかったので」とパッティング練習場に直行。薄暗い中、感触を確かめるようにパターを握り「えっ、滋賀から来たの?僕より大変じゃないですか」と石川を驚がくさせた。

 1週間で2大会は過酷だが「優勝したからと言ってまたできるとは思ってないが、チャンスが来たら狙いたい」。史上3人目のプロの大会を制した19歳は新たな“偉業”に虎視眈々(たんたん)だ。

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