琴奨菊　逆の“右四つ”で無敗をキープ

＜九州場所、４日目＞旭天鵬を下した琴奨菊（右）

大相撲九州場所４日目

（11月16日 福岡国際センター）
　新大関の琴奨菊は得意の型とは逆の“右四つ”で旭天鵬を寄り切り、無敗をキープした。

　立ち合いから不十分の体勢になったように見えたが、構わず前に出て最後は“がぶり寄り”で運んだ。成長ぶりを示しただけに「右四つの大関（琴欧洲）といつも部屋で稽古しているので。自分は（体重が）重いと言い聞かせました」と満足顔。ご当地大関だけに、連日館内の声援は最も大きい。それでも「ずっと変わりない。まだ４日」と冷静に話していた。