日本、初戦でカザフに快勝/五輪女子アジア予選

[ 2011年10月13日 19:54 ]

カザフスタン戦でシュートを放つ上町

 ハンドボールのロンドン五輪女子アジア予選第2日は13日、中国江蘇省の常州で行われ、36年ぶりの五輪出場を目指す日本は昨年のアジア選手権優勝のカザフスタンに38―26で快勝し、初戦を白星で飾った。

 日本は東浜、藤井(ともにオムロン)を中心にした速いパス回しで得点を奪い、前半を18―14で折り返した。後半も高さのあるカザフスタンの反撃を封じ、上町(北国銀行)の速攻などで差を広げた。15日の第2戦は広州アジア大会の決勝で敗れた中国と対戦する。

 予選には日本、カザフスタン、中国、韓国、北朝鮮、トルクメニスタンの6カ国が参加し、21日まで総当たりのリーグ戦で争う。1位チームがロンドン五輪の出場権を獲得し、2位は来年の世界最終予選に回る。

 ▼黄慶泳・日本女子監督の話 60分間走り切り、機動力を生かせた。相手の状態が良くなかったのもあるが、ここまで点差がつくとは予測していなかった。

 ▼上町史織の話 直前の欧州での合宿で大きい選手がいるチームへの対策はできていた。ディフェンスが機能して、走って速攻という形で点が決まり、いい流れをつくれた。

 ▼藤井紫緒の話 スピードを生かす自分たちのゲームができた。相手のペースになる前に、自分たちのペースにする形で試合を運べた。(共同)

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2011年10月13日のニュース