レスリング120キロ級・荒木田 貫禄勝ち

[ 2011年10月4日 06:00 ]

国民体育大会「おいでませ!山口国体」第3日

(10月3日 山口、広島両県)
 柔道の成年男子2回戦で、地元山口は8月の世界選手権代表の上川大樹(明大)が敗れる波乱で、千葉に0―2と完敗した。少年男子は神奈川が3年連続8度目の優勝。レスリング成年のフリースタイルは9月の世界選手権代表の2選手、96キロ級の磯川孝生(山口・徳山大職)が2連覇し、120キロ級の荒木田進謙(青森・専大ク)が勝った。剣道少年は男子の山口と女子の長崎が初優勝した。

 レスリングの荒木田が底力を見せた。第3ピリオドにクリンチ勝負で攻撃権を獲得。相手を軽々と持ち上げてマットに叩きつけると、雄叫びを上げた。世界選手権は2回戦で敗れたが、大会前の合宿から始めた1日約2時間の走り込みを今も続けている。その成果も見せ「最後まで相手にプレッシャーをかけ続けることができた」と胸を張った。

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2011年10月4日のニュース