親善どころか大乱闘!人民解放軍チームVS米名門校

[ 2011年8月19日 15:21 ]

試合中に殴り合うジョージタウン大と八一ロケッツの選手たち

 中国・北京で17日に行われた男子バスケットボールの米中親善試合、ジョージタウン大対八一ロケッツの一戦で大乱闘が起こった。

 64―64の同点で迎えた第4Qの開始早々、選手同士がいきなり殴り合いを始めて会場は騒然。椅子やペットボトルが投げ入れられる中で両軍選手はロッカールームに引き揚げ、試合は打ち切りとなった。現在、ジョー・バイデン米副大統領(68)が中国を訪れており、米中親善のムードが高まっている中でのハプニング。同副大統領は前日にジ大の試合を観戦していた。

 八一ロケッツは浙江省寧波(ニンポー)を本拠とする人民解放軍のチーム。ジ軍は84年の全米大学選手権(NCAAトーナメント)でパトリック・ユーイング(元ニックス)を擁して優勝し、アレン・アイバーソン(元76ers)など数多くのNBA選手を輩出している名門校。

 ジョン・トンプソン監督(45)は「このようなことが起こって非常に後悔している」という声明を出し、“事件”の報告を受けたホワイトハウス側は「両国の関係強化のためのイベントだと聞いていたので残念だ」と不快感を示した。なお両チームは21日に上海でも対戦することになっている。(AP)

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2011年8月19日のニュース