上川ら代表28人が直前合宿 篠原監督「やり残したことはない」

[ 2011年8月15日 17:49 ]

 23日にパリで開幕する柔道の世界選手権を控え、男女の日本代表28人が15日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで国内直前合宿を報道陣に公開し、100キロ超級に初出場する上川大樹(明大)らが打ち込みなどで動きを入念に確認した。

 日本は無差別級が実施された昨年、男子4個、女子6個の金メダルを獲得した。男子の篠原信一監督は「やり残したことはない。選手は体調を整え、本番を迎えてほしい」と自信をのぞかせ、上川は「状態がいいので楽しみ。思い切りやりたい」と気合十分に話した。

 女子は48キロ級で昨年の決勝を闘った浅見八瑠奈(コマツ)と福見友子(了徳寺学園職)が第1日に登場する。園田隆二監督は「勝てるところでしっかり勝てば、チームも落ち着く」とスタートダッシュを期待した。

 日本代表は17日に直前合宿を打ち上げ、18日にパリへ出発する。

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2011年8月15日のニュース