来年マスターズ出場へ 遼、過酷3部トレで鍛え直す

[ 2011年8月15日 06:00 ]

全米プロを予選落ちし帰国した石川遼

 石川遼(19=パナソニック)が来年のマスターズ出場へ向け、3部練習で鍛え直す。全米プロ選手権で予選落ちした石川は14日に帰国。関西オープンを欠場する今週は体力アップのためトレーニングに重点を置くことを決めた。

 ブリヂストン招待4位と予選落ち。両極端の経験をした19歳は「2試合で感じたことがたくさんあった。それを生かしたい」と話した。後半戦に向けては「(世界との)差はちょっとずつ縮まってきている。国内で全力を尽くしてプレジデンツ・カップに出たいし、来年のメジャーの出場権を獲れるように頑張りたい」と今季初勝利はもちろん、11月のプレジデンツ・カップでの世界選抜入りと年末の世界ランク50位以内で得られるマスターズ出場を目標に掲げた。

 目標達成のために導入するのが3部練習だ。午前に走り込み、午後はウエートトレーニング、そして夕方は打ち込み。昨年も同時期に同様の練習を取り入れ、その後に2勝した。仲田健トレーナーは「最終日でもパフォーマンスが落ちないよう追い込む」と地獄トレを予告。石川も「去年も1週間で体力がついた」と話しており、今年も体力アップに意欲を見せた。

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2011年8月15日のニュース