日本代表の意地…丹羽V2 青森山田勢6大会連続優勝

[ 2011年8月15日 06:00 ]

全国高校総体第18日

(8月14日 青森、秋田両)
 卓球のシングルスの男子で丹羽孝希が町飛鳥を4―2で下し、2連覇を果たした。青森山田勢は6大会連続優勝。女子も青森山田の鈴木李茄が温馨(福岡・希望が丘)を4―1で破り、初優勝した。ボクシングは各階級で準決勝を行い、ライトフライ級で今秋の世界選手権代表の井上尚弥(神奈川・相模原青陵)が順当に15日の決勝に進んだ。

 逆転勝ちで卓球男子シングルスを連覇した丹羽は「シングルスの優勝だけは絶対に渡せないと思った」と日本代表の意地をのぞかせた。決勝の相手はダブルスのパートナーで同じ2年生の町。手の内は知り尽くされており、2ゲームを奪われたものの第3ゲームから底力を見せた。回転量の多いサーブと切れ味鋭いフォアを軸に一気に4ゲーム連取。「リードされてから開き直れた」と胸を張った。世界ランキングは日本勢3番手の31位。「五輪に出られるようもっと力を付けたい」と言い切った。

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2011年8月15日のニュース