まるで別人 池田 後半大きく崩れ45位「下手ですね ただのバカ」

[ 2011年8月15日 08:09 ]

最終ラウンド、通算5オーバーの45位で大会を終えた池田勇太

第93回全米プロ選手権最終日

(8月15日 米ジョージア州ジョンズクリーク アトランタ・アスレチック・クラブ=7467ヤード、パー70)
 薄紫のウエアに白の3タックパンツ姿で登場した池田は最高のスタートを切ったが、後半、大きくスコアを崩して通算5オーバー、285で45位に終わった。

 「1つでも上に行きたい」という気持ちで臨んだ454ヤードの1番パー4。ティーショットをフェアウエーに運ぶと、残り150ヤードからスーパーショットを見せた。ボールはピン手前1メートルに落ちて転がり、右20センチにピタリ。そのままタップインしてバーディーを奪った。

 続く2番パー4はフェアウエーから5メートルまで運んだものの、3パットでボギー。それでも、3番をパーとした後、219ヤードの4番パー3でピン左奥から10メートルをねじ込むと、そこから4連続バーディー。8番でボギーを叩いたものの、9番でバーディーと前半は6バーディー2ボギーで一時は1アンダーまでスコアを伸ばした。

 ところが、後半に入って10、11番で連続ボギー。15番では痛恨のダブルボギーを叩くなど、バーディーなしの4ボギー、1ダブルボギー。まるで別人のようなゴルフで45位に沈んだ。

 ▼池田勇太の話 下手ですね。自滅です。バーディーを狙えるチャンスから3パットしてるんだから、ただのバカ。(得たものは)あると思うが、今は考える余裕がない。

続きを表示

2011年8月15日のニュース