宮里藍 15ホールを終えて1アンダー

[ 2011年7月8日 06:00 ]

第1ラウンド、10番でティーオフする宮里藍

USLPGAツアー第66回全米女子オープン第1日第1日

(7月7日 米コロラド州コロラドスプリングズ ブロードモアGCイーストC=7047ヤード、パー71)
 今季メジャー第3戦が開幕した。2週前の全米女子プロで涙の予選落ちを喫した宮里藍(26=サントリー)はインからスタート。メジャー初制覇を目指し、15ホールを終え、4バーディー、3ボギーの1アンダーの好位置につけているが、競技は悪天候のため、中断、サスペンデットとなった。上田桃子(25=フリー)は7オーバーで第1日を終えた。

 たくさんのギャラリーに囲まれ、宮里の戦いが幕を開けた。予選ラウンドはカリー・ウェブ、クリスティ・カーという歴代優勝者と同じ組。「いい緊張感で回れると思うし、あとは自分のやるべきことをやるだけ」と話していたが、普段以上のギャラリーもいい雰囲気をつくってくれた。

 10番は無難にパーで滑り出し、11番パー4では2打目を1・5メートルにつけてバーディー先行。しかし、続く12番、223ヤードの難関パー3ではグリーンを外し、アプローチも寄せ切れずにボギーを叩いた。全米女子プロで痛みの出た左膝は「状態は良くなって、先週はいい練習もできた」と不安は消えている。今週は母・豊子さんの手料理などで英気を養った。家族のサポートも受けながら、深いラフと大会史上最長距離の難コースに立ち向かった。

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2011年7月8日のニュース