公式ハンデ持たず“マンデー突破”の江川が首位通過

[ 2011年7月8日 06:00 ]

第42回日本社会人ゴルフ選手権関東予選静岡会場

(7月7日 静岡・川奈ホテルゴルフコース=6691ヤード、パー72)
 マンデーを突破して出場した江川純(45)がアウト34の貯金を生かしてイーブンパーの72をマーク。2位の杉山和正(53)に2打差をつけて首位通過した。上位12人とベストシニアが関東大会(8月31日、神奈川・箱根CC)の出場権を得た。なおは別掲アドレスのサイトに掲載される。

 トップ通過の江川は公式ハンデを持たないためマンデーからの出場。「予選を通ればいいと思ってました。たまたまです」と驚いた様子だ。強い傾斜と高麗芝特有の強い芝目が特徴の川奈を「パターが良くて救われた。3パットもなし」と72の好スコアで回った。キャリア18年、平均スコアは80前後。昨年もマンデーを通過しながら同じ川奈の予選で涙をのんだ。6月に練習ラウンドをこなして臨んだ今回、リベンジを果たし「次(関東大会)も自分なりに頑張ります」と笑顔が絶えなかった。

 ≪杉山2打差2位≫2打差2位の杉山は社会人になってゴルフを始めキャリア15年。現在は昨年、男子ツアーのレクサス選手権を開催した茨城・大利根CCのハンデ1。全国大会の常連でもあるが、大利根CCではコース委員を務めており「知らないコースも回って勉強したい」とリゾートコースとして人気の川奈での挑戦となった。「ドライバーが曲がらず、パットも良かった」とホッとした表情で「今まで全国大会へ行ってもいい成績がないので」とトップ10を目指す。

続きを表示

2011年7月8日のニュース