JOC 「笑顔の教室」講師の選手確保の協力求める

[ 2011年6月14日 18:53 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)は14日の総務委員会総会で、東日本大震災の被災地の小学校を訪れて開く「スポーツこころのプロジェクト 笑顔の教室」で講師を務めるスポーツ選手を確保するため、各競技団体に協力を呼び掛けた。

 日本体協、日本サッカー協会などとともに9月に始める予定。被害の大きかった岩手、宮城、福島を中心にして最大で約1300学級を対象にする見通しで、講師は最低でも500人が必要という。JOCの市原則之専務理事は「アスリートの成長を促すことにもなる。どんどん参加してもらいたい」と述べた。

 プロジェクトは本年度はサッカーくじから約2億円の助成を受け、今後5年にわたって続ける。

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2011年6月14日のニュース