琴奨菊と稀勢の里 対照的な両関脇

[ 2011年5月15日 19:40 ]

大相撲技量審査場所8日目

(5月15日 両国国技館)
 琴奨菊と稀勢の里の両関脇の調子の差が明らかだ。琴奨菊はスピードのある豪栄道を逃がさずに寄り切り「嫌な相手だったけど落ち着いていけて良かった」とほくほく顔になった。

 支度部屋では稀勢の里の結果を報道陣に逆取材。「調子が悪くても意識している。お互い争っていけたらいい」と余裕を見せた。一方、稀勢の里は終始攻め続けたが土俵際で逆転の引き落としで5敗目。大関とりを来場所につなげることも厳しくなり、報道陣の質問には口を開かなかった。

続きを表示

2011年5月15日のニュース