トヨタ15安打圧勝!3戦全勝で単独首位に

[ 2011年4月26日 06:00 ]

 日本女子ソフトボールリーグ1部(スポーツニッポン新聞社後援)は25日。兵庫県尼崎市で2試合が行われ、トヨタ自動車が2試合連続2桁安打で11点を奪い佐川急便に11―0で圧勝し、3戦全勝で単独首位。ホンダはタイブレークの末、シオノギ製薬に8―7で競り勝ち今季初勝利を飾った。次節は5月14日から愛知県豊田市など3会場で開催される。

 <トヨタ自動車>15安打で圧勝した。2回の満塁本塁打を含む3安打5打点の鈴木美は「3本とも甘い球をしっかり打ち返せたのでよかった」と満足げだった。前日にブルーベリーヨーグルトを食べて3安打したことからこの日朝もブルーベリーヨーグルトを食べてまた3安打。「走者を必ず還すという打者になりたいので安打数とか数字は目標にしていません」と言いながら打率は7割と絶好調だ。

 <ホンダ>「何とか勝ててよかった」と浜中監督はホッとした様子だった。3回までに3点を先行。3、4回に先発のパウリーが3点ずつ失い逆転を許したが、救援した金尾が「気持ちを切らさず丁寧に投げました」としのいで再逆転につなげた。余震に悩まされ、4番を期待された米国代表ラッピンは原発事故の不安から来日していない。そんな中での勝利に指揮官は「この1勝はチームに弾みがつく大きな白星だった」と奮闘したナインをねぎらった。

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2011年4月26日のニュース