復興大会として…14年の世界卓球招致へ

[ 2011年4月26日 21:46 ]

 東日本大震災からの復興などをアピールする目的で、日本卓球協会が2014年世界選手権団体戦を招致する方針であることが26日、分かった。関係者によると、国際卓球連盟が「被災地支援や復興を意味づける大会として開催できないか」と打診してきたためで、福島第1原発事故の影響などで日本開催の国際大会中止が相次ぐ状況で異例の働き掛けに応じたという。

 14年の団体戦開催地は5月にオランダのロッテルダムで開かれる国際連盟総会で決定する予定。現段階でドーハが立候補を表明しており、日本は東京を開催地に調整しているという。

 世界選手権は近年、奇数年に個人戦、偶数年に団体戦が行われ、五輪年以外は5月に開催される。日本の世界選手権開催が決まれば個人戦が行われた09年横浜大会以来で、団体戦は個人戦も合わせて行われた01年の大阪大会以来となる。

続きを表示

2011年4月26日のニュース