バスケ男子元日本代表の佐古が引退 

[ 2011年3月24日 20:49 ]

 バスケットボール男子の元日本代表で、得点力のあるポイントガードとして長年、活躍した佐古賢一(40)=アイシン=が現役を引退することが24日、分かった。25日にも正式発表される。

 横浜市出身の佐古は福井・北陸高を経て、中大時代に日本代表に初選出された。1993年にいすゞ自動車入りすると、新人ながら94年の全日本総合選手権制覇に貢献。日本リーグでは4連覇を含む5度の優勝の原動力となり、最優秀選手に3度輝いた。日本代表では98年の世界選手権にも出場した。

 いすゞ自動車の廃部に伴い2002年にアイシンに移籍し、司令塔として02~03年シーズンからチームをリーグ2連覇に導いた。しかし、05年にアキレスけんを断裂。復帰を果たしたが、近年はけがに悩まされ、出場機会が減っていた。

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2011年3月24日のニュース