被災者勇気づけるプレーを…松山&有村が渡米

[ 2011年3月24日 22:30 ]

 男子ゴルフの松山英樹選手(19)=東北福祉大=が24日、日本で初めてアマチュアとして出場するマスターズ・トーナメント(4月7日開幕)に備えて米国に向かった。

 大学は東日本大震災で被害を受けた仙台市内にある。出場を迷ったが、送られた激励メールで決断。それらを持参し「自分の住む地が大変な目に遭った中、自分のできることは試合に出て、被災された方を勇気づけるプレーをすることだと思う。持てる力を出し切りたい」と決意を述べた。

 女子の有村智恵選手(23)は24日にメジャー第1戦クラフト・ナビスコ選手権(31日開幕)出場のため渡米。宮城・東北高出身の有村選手は今季2戦の獲得賞金全額の約1200万円を寄付すると明らかにした上で「明るいニュースを日本に届けるのは海外で頑張る選手の役目。今まで以上に特別な大会になる」と、昨年9位に入った大会に意気込んだ。

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2011年3月24日のニュース