再生の年に新たな騒動 理事長「とにかく情報収集をしてから」

[ 2011年2月2日 10:59 ]

日本相撲協会の緊急理事会に向かう放駒理事長

大相撲八百長疑惑

 大相撲の十両力士数人の携帯電話のメールから、勝ち星の売買をうかがわせる記録が発覚したことについて、日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は2日、「情報収集をして対策を考える」と話し、相撲協会として早急に事実関係の掌握に乗り出すことを明らかにした。同日午後1時から東京・両国国技館で緊急の理事会を開いて対応を協議した。

 相撲協会は現在、公益財団法人認定に向け、不祥事からの脱却を図っている途上にある。その最中で八百長疑惑が持ち上がり、放駒理事長は「まだ状況を把握できていない。とにかく情報収集をしてから」と事態の究明に努める姿勢を示した。

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2011年2月2日のニュース