遼くん 新ドライバーで300ヤード超え見えた!

[ 2011年2月2日 06:00 ]

 男子ゴルフの石川遼(19=パナソニック)が新ドライバーのテストで10ヤードの飛距離アップに成功した。

 今季から洋なし型ヘッドのヨネックス社「イーゾーンタイプ380」を使用するが、沖縄合宿中に行われた31日の計測で、昨年の同時期よりも一気に10ヤードの飛距離増。同社関係者は具体的な数字こそ明かさなかったものの「気候などの条件で変わるとはいえ、10ヤードはありえない」と想像以上の数字に驚いた。

 新1Wの特長は重心を5ミリ下げてスイートスポットを広げ、スピン量を抑えるという石川の意向に沿ったもの。昨年の日本ツアーで3位となる平均296・79ヤードを記録した石川は、今季は3~4ヤードの飛距離アップを掲げていたが、効果は絶大で目標の300ヤード超えが見えてきた。

 マスターズでの優勝争いを最大の目標に掲げる石川は「球が上がりやすいし、自分の言うことを聞いてくれる」と操作性の高い新兵器に満足げ。1日はマッスルバック型のアイアンなどをテスト。新シーズンへ向けて着々と準備を整えている。

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2011年2月2日のニュース