大阪朝鮮高・鄭宏基「亡き母に金メダルを」

[ 2011年1月5日 06:00 ]

 【全国高校ラグビー】大阪朝鮮高(大阪大1)のフランカー鄭宏基(チョン・ガンギ)が亡き母のために奮闘する。

 昨年はリザーブで出場して4強進出に貢献。受け取った銅メダルは真っ先に入院中の母・南貴和(ナム・キファ)さんに見せたが、母はその約2週間後、胃がんのため44歳の若さで亡くなった。それから1年、看板FWとなって再び準決勝に駒を進めた。「まずは伝統のタックルで桐蔭に勝つ。そして母に金メダルを報告したい」と秘めた思いを明かした。

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2011年1月5日のニュース