樋口会長は定年で退任へ 後任は小林浩美理事が有力

[ 2010年11月9日 18:20 ]

 ことし12月の役員改選で定年を迎える日本女子プロゴルフ協会の樋口久子会長(65)が、「65歳以上は立候補できない」という協会内規の変更に着手せず、そのまま退任する見通しであることが9日、協会関係者の話で明らかになった。選挙で決まる後任には小林浩美理事(47)を推す声が多いという。

 選手として1977年の全米女子プロ選手権など海外を含めて72勝を挙げ、ゴルフの世界殿堂入りも果たしている樋口会長は、96年に清元登子前会長の後を受けて就任し、現在が5期目。協会内にツアー部門を設けて宮里藍ら若手選手の台頭を促し、ツアーを活性化させた。協会組織改革にも尽力し、指導者育成などの体制を整えた。

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2010年11月9日のニュース