ロンドン五輪へ 米代表 スーパースター次々名乗り

[ 2010年11月5日 14:24 ]

 「ドリームチーム」が帰ってくる。コービー・ブライアント(レーカーズ)にレブロン・ジェームズ(ヒート)ドワイト・ハワード(マジック)…。米メディアによると、2012年ロンドン五輪で2連覇を狙うバスケットボール米国代表に、米プロリーグNBAのスーパースターが次々名乗りを上げた。

 ブライアントが2日、ラジオ番組で「チームに必要とされるのなら、タイトル防衛の準備はできている」と出場の意思を表明。前回北京五輪では、アテネで失った王座を奪回する原動力となった32歳は、ここ数年抱える指のけがもあり、五輪出場でさらなる負担も心配されるが「得点が必要な時はいつでも決めるよ」と宣言した。
 ブライアントに呼応するように4日、手を挙げたのが、同じく北京の「リディーム(奪還)チーム」のジェームズだ。「コーチK(シュシェフスキ監督)とは互いの電話番号を知ってる。必要とされれば、いつでも駆けつける」と3度目の五輪に意欲を見せた。
 若手の台頭も目覚ましい。2人のスーパースターが出場を見合わせた先の世界選手権では、22歳のケビン・デュラント(サンダー)の活躍で16年ぶりの優勝を達成し、ロンドン五輪の切符を早々と獲得した。マイケル・ジョーダン、マジック・ジョンソンらを擁した1992年バルセロナ五輪をしのぐ、史上最強のチームが2年後に見られるかもしれない。(共同)

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2010年11月5日のニュース