いよいよ国内男子ツアー開幕!遼くん「攻める」

[ 2010年4月14日 18:44 ]

 男子ゴルフの今季国内ツアー開幕戦、東建ホームメイト・カップは15日から4日間、三重県の東建多度CC名古屋(7081ヤード、パー71)で行われる。12月まで25大会を行うシーズンの幕開けを控えた14日、昨季賞金王の18歳、石川遼が大会会場で行われたプロアマ戦などで調整に努めた。

 プロ転向3年目を迎えた石川は、冷たい風が吹きつける中でラウンド。「過去を思い出す必要はないが、賞金王のゴルフはどんなゴルフだ、という目で見られる。その重さは感じる」と自覚を口にした。守りに入って予選落ちしたマスターズ・トーナメントの反省を込め「攻めるゴルフを忘れたくない」と誓った。
 第1ラウンドで石川は、昨季賞金ランキング2位でマスターズ29位の池田勇太、前回大会覇者の小田孔明と同じ組に入った。

 <前回覇者「それなりの…」>昨年優勝の小田孔は、「ディフェンディングチャンピオンとして、それなりのゴルフはしたい」と大会2連覇への意気込みを口にした。
 グリーンが硬い上に、ことしからアイアンの溝規制が変わったため、ボールにスピンがかかりにくくなった。小田孔は「グリーン周りが難しくなった。今季はフェアウエーキープがより重要になる」と話した。

 ▼石川遼の話 試合が始まるのが待ち遠しい。過去を思い出す必要はないが、昨年の賞金王として挑むことの重さは感じる。攻めるゴルフを忘れたくない。

 ▼尾崎将司の話 調子は去年よりいいが、まだまだコースコンディションに応じたゴルフはできない。(マスターズで予選落ちの石川)遼はもっと悔しい思いをしないと駄目だな。

 ▼藤田寛之の話 自分たちベテランは、技術と経験を武器に若手に対抗することが求められている。そこがほかのスポーツにはないゴルフの醍醐味だと思う。

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2010年4月14日のニュース